マイナスな時の解決方法。
……いや、解決はしないか。
でも、少しだけマシになる方法なら、いくつかある。
別に何かのエビデンスがあるわけではない。
あくまで、自分自身の経験値として「これをやると、ちょっとマシになるな」と思っているもの。
まずは、おいしいコーヒーを飲む。
最近は、ちゃんとコーヒーがおいしいお店が増えたので、そういうところに行って飲む。
それだけでも結構いい。
自分で淹れるのもおすすめ。
豆を選んで、挽いて、お湯を注いで……とやっていると、なんとなく気持ちがそちらに向く。
そして、自分で淹れたコーヒーは、本当においしく感じる。
まあ、多少は「自分で淹れた」という補正が入っている気もするけど。
それでもいい。
次に、日光を浴びる。
別に裸で日光浴をしろという話ではない。
公園のベンチに座ってぼーっとするだけでもいい。
幸い、うちはベランダが広いので、何もせずにぼーっとするには最高だ。
できればスマホを置いて、何かを考えるでもなく、ただ日光を浴びる。
こういう、何の生産性もない時間が、意外と必要なのかもしれない。
そして、とにかく寝る。
寝ることで回復することは、やっぱり多い。
嫌なことがあっても、寝たら少しどうでもよくなっていることがある。
もちろん、寝ただけで全部解決するわけではない。
しかも、昼間にずっと寝てしまうと、今度は夜に眠れなくなる。
なので、少し速い速度で散歩するなどして、ちゃんと疲れることも大事だったりする。
こうやって並べてみると、なんだかじじくさい。
コーヒーを飲んで、日光を浴びて、寝る。
……健康な老人みたいだ。
でも、それでいいと思っている。
むしろ、昔からずっと行われてきたことには、それなりの理由がある。
食べる、寝る、歩く、日光を浴びる。
ものすごく地味だけど、結局こういうところに戻ってくる。
そして最近、もうひとつ「これ、かなりいいな」と思うものを見つけた。
サッカー観戦だ。
実際にスタジアムまで行って、サッカーを観る。
これが思っていた以上に良かった。
特に席が上段のほうだと、私が思っていたよりも価格も安い。
カテゴリーが高くなくても、構わない。
高いところからピッチ全体を眺めながら、知らない人たちと一緒に試合を観る。
そして、ゴールが決まったりすると、周りが一斉に盛り上がる。
あの応援の熱みたいなものが、少しだけ自分にも入ってくる感じがする。
普段ひとりで考えていると、どんどん自分の中に沈んでいくことがある。
でも、スタジアムに行くと、強制的に外へ連れ出される。
それがいいのかもしれない。
マイナスな気分を、完全になくす方法なんて、たぶんそんなにない。
だったら、なくそうとするより、少しだけマシにする。
おいしいコーヒーを飲んで、日光を浴びて、寝て、歩いて、たまにはサッカーを観に行く。
なんだか地味だけど、今のところ自分にはこれくらいがちょうどいい。



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