嫉妬を増幅させるのは、たぶん妄想だった

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自分の持っているマイナスな感情についてよくよく考えてみると、

思いつくのは「嫉妬」だ。

そして、もうひとつ。

その嫉妬を増幅させているものがある。

たぶん、それは「妄想」だと思う。

今回は、子供の頃からずっと繰り返してきた、自分のマイナスについて書いてみようと思う。

友達と仲良くなる、マイナスのループ

子供の頃から、友達とうまくいかないことが多かった。

もちろん、全部がそうだったわけではない。

普通に仲良くなった友達もいる。

ただ、今になって思い返してみると、だいたい同じような流れになっていた気がする。

まず、仲良くなる。

そして、すごく仲良くなる。

ここまではいい。

むしろ楽しい。

問題は、そのあとだ。

その友人との楽しい時間や、これから起こるかもしれないことを、頭の中でどんどん想像するようになる。

一緒に遊んだり、くだらない話をしたり、ずっと仲良くしていたり。

「こういう関係なんだろうな」と、自分の中で友人との関係がどんどん膨らんでいく。

そして、いつの間にか、現実の友人よりも、頭の中にいる「理想の友人」のほうが大きくなっている。

でも、現実はそんなにうまくいかない

当然だけど、現実は妄想ほど都合よくはいかない。

相手にも相手の友達がいる。

気分もある。

自分とは違う考えもある。

毎回自分と遊んでくれるわけでもない。

そんなことは、普通に考えれば当たり前のことだ。

でも、その頃には、それが当たり前だと考えられなくなっていく。

頭の中で膨らんだ友人と、現実の友人を比べてしまう。

「思っていたのと違う」

「もっと仲良くできると思っていた」

「なんでこうしてくれないんだろう」

そんな気持ちが出てくる。

そして、その差がどんどん大きくなる。

たぶん、そこで嫉妬も出てくる。

友人が別の人と楽しそうにしている。

自分より誰かと仲良くしている。

そういうものを見ると、頭の中で作り上げた関係と現実との差が、さらに気になってしまう。

その結果、仲違いしたり、すれ違ったりする。

そして、また関係がうまくいかなくなる。

今思えば、自分で勝手にハードルを上げて、自分で勝手に傷ついていた部分もあったのだと思う。

妄想は楽しい。でも、怖い

妄想そのものが悪いわけではない。

むしろ、仲良くなった人とのこれからを想像するのは楽しい。

こうなったらいいな、と考えるのも楽しい。

問題は、それがいつの間にか「現実」になってしまうことだ。

頭の中で何度も考えているうちに、それが本当にそういう関係であるような気がしてくる。

そして現実がそこから外れると、「現実のほうがおかしい」と感じてしまう。

でも、おかしいのは現実ではなく、自分の頭の中で勝手に膨らませたほうだったのかもしれない。

書いたからといって、これが解決するわけではない。

今だって、似たようなことをしている可能性はある。

ただ、歳を重ねるごとに、少しずつマシになってきたような気もする。

「これは現実じゃなくて、自分の妄想かもしれない」

そう思える瞬間が、昔より少し増えた。

それだけでも、まあ、多少は違うのかもしれない。

嫉妬をなくすことは難しい。

妄想だって、たぶん完全にはなくならない。

だったらせめて、

「今、自分は頭の中の友人と、現実の友人を比べていないか」

くらいは、たまに確認してみてもいいのかもしれない。

これを書いたからといって、何かが解決するわけではない。

ただ、自分はこういうことを何度も繰り返してきたんだな、と少し分かった。

もし同じようなことをしてしまう人がいたら。

少なくとも、自分だけではないと思ってもらえたらいい。

そして、ほんの少しでも何かの力になれればと思う。

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