嫉妬って何だろう。
たまに考える。
でも、考えれば考えるほど、よく分からなくなる。
そもそも嫉妬って、自分一人ではできない。
誰かがいて、その誰かを見ている。
その誰かのいいところを見て、「いいな」と思う。
すごいなと思う。
羨ましいなと思う。
そして、そのあとに、なんとなく嫌な気持ちになる。
たぶん、それが嫉妬なんだと思う。
自分でも、できればこんなこと考えたくない。
「あの人が成功していて羨ましい」とか、「自分より楽しそうで嫌だ」とか。
あまり人に言えたことでもない。
というか、言えない。
そんなことを言ったら、性格が悪いと思われそうだし、実際ちょっと性格が悪いのかもしれない。
でも、そう思ってしまうものは仕方がない。
たぶん。。!
嫉妬するときって、相手の「輝いているところ」を見ている。
仕事がうまくいっている。
楽しそうにしている。
人から必要とされている。
何かを作っている。
自分が欲しいものを持っている。
そういうところを見る。
でも、そのとき自分が比べているのは、普段の自分だったりする。
相手は、たまたま一番輝いて見える瞬間。
こっちは、いつもの自分。
特別何もしていない自分。
そんな状態で比べたら、そりゃあ負ける。
相手を高く置きすぎている。
その一方で、自分を低く置きすぎている。
頭では、たぶん分かっている。
分かっているんだけど、嫉妬しているときは、そんなにうまく考えられない。
「いや、相手にも普通の日があるし」と思ってみても、
「でも、普通の日があったとしても、あの人はすごいじゃん」
となる。
じゃあ自分は?
となる。
そこでまた嫌になる。
面倒くさい。
自分でも面倒くさいと思う。
SNSなんか見ないほうがいいのかもしれない。
SNSには、人の輝いているところがたくさん流れてくる。
勝手に流れてくる誰かの輝き、それはもはや暴力。いきなり殴られる感じ。
見なければいい。
それはたぶん正しい。
嫉妬する場所が分かっているなら、そこから離れればいい。
地雷が埋まっていると想定される場所を、わざわざ歩かなくてもいい。
「6秒我慢する」みたいな方法もある。
何かを見て嫌な気持ちになったとき、一度立ち止まる。
すぐに反応しない。
少し時間を置く。
そういう方法もあるらしい。
たしかに、それで少し楽になることもあるのかもしれない。
だから、やってみるのもいいと思う。
SNSを見ない。
距離を置く。
嫌なものを見ない。
そういうことを積み重ねていけば、少しは嫉妬しなくなるのかもしれない。
……でも。
それで治るのなら、たぶんそんなに困っていない。
SNSを見なければ嫉妬しないとしても、SNSだけが問題ではない。
人と会えば比べることもある。
仕事をすれば比べる。
誰かの話を聞いていても、「自分はどうなんだろう」と思う。
別に比べなくてもいいところで、勝手に比べている。
だから、地雷の場所から全部逃げるのは、たぶん無理なんだと思う。
というより、地雷を避けているうちに、どこにも行けなくなりそうだ。
じゃあ、どうすればいいんだろう。
嫉妬しないようにする?
人と比べないようにする?
自分に自信を持つ?
言葉にすると簡単そうだけど、そんな簡単な話でもない。
「自分は自分」と思える日もある。
まあ、人は人だし。
自分には自分の良さがあるし。
そう思えるときもある。
でも、次の日には普通に落ち込んでいたりする。
昨日は大丈夫だったのに、今日はダメ。
何か特別なことがあったわけでもないのに、急に誰かが羨ましくなる。
そして、自分は何をしているんだろうと思う。
こういうことを何度も繰り返している。
嫉妬について考えている時間があるなら、もっと別のことをすればいいのかもしれない。
そんなことも思う。
でも、考えないようにすると、余計に気になる。
考えない。
気にしない。
比べない。
そう言われるほど、気になってしまう。
じゃあ、どうしよう。
今のところ、あまり答えがない。
たぶん、嫉妬そのものをなくすことはできない。
少なくとも、自分はまだできていない。
これからできるようになるのかも分からない。
SNSを見ないほうがいいのかもしれないし、少し距離を置いたほうがいいのかもしれない。
6秒くらい我慢してみるのもいいのかもしれない。
そういう小さなことで、少し楽になることもあると思う。
でも、また嫉妬すると思う。
たぶんする。
そして、そのたびに「またか」と思うんだと思う。
それこそ金属疲労。
考えすぎて脳が赤く腫れ上がり、疲れる。
少し納得する。
そして、また嫉妬する。
なんだか、ずっとその繰り返しだ。
いつまで続くんだろう。
いつか、あまり気にならなくなるんだろうか。
それとも、ずっとこんな感じなんだろうか。
今はまだ分からない。
というか、分からないことばかりだ。
だから今日も、嫉妬について考えている。
考えているけど、答えは出ていない。
たぶん明日も、また誰かを見て羨ましくなる。
そのときになってみないと分からないけど。
まあ、そういうものなのかもしれない。
……いや、そういうものなのかもしれないけど。
できれば、もう少し楽になりたい。



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